【タイトル】「使えない」部下を活かすには??
先日、ある企業の中間管理職の方からこんなご相談を頂きました。
「社内で「使えない」と言われる社員の教育を任されることが多くて困っています。」
新しい年度を迎え、就職や転職、部署の移動などで、新しい上司や部下ができるこの時期、同じような立場におかれる方もいるかもしれませんね。
ご相談者の方は、教育係を任されるのは、あまり本意ではないそうです。 「人を使う」という新しい仕事が増えてしまうと、本来の自分の仕事にかかる時間が増えて、作業に遅れが出てイライラしてしまうからだそうです。
また、そもそもご自身に上手く人を使う能力があるのかどうかにも疑問をお持ちという事でした。
「一人でやるより、人を使った方が仕事が分担できて作業がはかどるはずでは??」 と思われる方もいると思いますが、 いわゆる「使えない人」と言うのは、 「その人に仕事をさせるくらいなら、自分で全部やった方が早い」 と思われている場合が多いです。
ちょっときつい言い方にはなりますが、役に立たないだけではなく邪魔になるくらいの意味で使われたりもします。
「使えない」と言われる理由もいろいろあります。
例えば、
・指示通りのことができなくて、自分で勝手にやり方を変えてしまう。
・人のやっていることを見て覚えられない。 ・いちいち細かく教えないと動けない。
・自分で考えることができず、言われたことしかできない。
・頼まれてないことを勝手にやってしまう。
いずれも、その人に仕事をさせようとすると、余計な手間暇がかかり、ストレスを感じてしまうと判断されてしまうことが多いようです。
さて、ではこのようなご相談の場合、ISD個性心理学がどのように役に立つのかをお話ししたいと思います。
まず、ご相談者の方に、人を上手く使う能力があるのか?というご相談に関しては、
相談者ご本人の個性と能力を分析してみると、そのような要素をお持ちのタイプかどうかがわかります。 お持ちであれば、それをより伸ばすためのアドバイスをさせていただきます。
ご相談者の方は、人を使うのが上手いタイプでしたので、その方に教育を任せる上司の方の判断は間違っていないという事になります。
次に、部下の方のタイプを分析します。これにより、この方がなぜ使えないと判断されるのかの予測ができます。
また、得意な仕事の内容ややり方もわかるので、どうすれば、パフォーマンスが上がるのかなどの対処法ついてのアドバイスができます。
今回の場合、ご相談者と部下の方のタイプが違い、ご相談者ご自身がわかりやすいと思う指導方法や、やりやすいと思う仕事のやり方は、部下の方には合わないという事が分かりました。
ご相談者の方は、 「分析の結果を参考にして、指導方法を工夫してやってみます。 会社にも、こんなツールがあれば便利ですよね。」 とおっしゃってくださいました。 実際、企業に導入されて、採用や人事に役立てていらっしゃる企業様もたくさんあります。 社内の人間関係が良好になるだけではなく、仕事の効率も上がり業績アップにもつながります。 人材の活かし方や、離職率でお悩みのある企業様、ご担当者様は、ぜひお気軽に無料相談をご利用ください。